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久しぶりに帯域制御っぽい挙動にあったのでメモ。
前提
ZOOT NATIVE (DS-Lite)とZOOT NEXT (PPPoE)を両方契約している。
RT2600acのSmartWANを使って、ソースIPレンジで各々に振り分けている。
時系列
2020/11/04 23時
Google Workspace Enterprise StandardのGoogle Driveに210GB程度のデータのバックアップ開始。
DS-Lite側を使って上り帯域100~300Mbpsで転送。
2020/11/05 3時
バックアップ完了。
2020/11/05 21時
DS-Lite側の下り回線速度が10Mbps程度まで下がっているのを確認。
上りは160Mbps程度。
2020/11/05 22時
DS-Lite側の下り回線速度が10Mbps程度のままなのを確認。
上りは180Mbps程度。
PPPoE側の下り回線速度が30Mbps程度まで下がっているのを確認。
上りは160Mbps程度。
2020/11/05 23時
DS-Lite側の下り回線速度が30Mbps程度まで上がっているのを確認。
上りは180Mbps程度。
PPPoE側の下り回線速度が30Mbps程度のままなのを確認。
上りは150Mbps程度。
2020/11/06 00:06
DS-Lite側の下り回線速度が260Mbps程度まで上がっているのを確認。
上りは180Mbps程度。
PPPoE側の下り回線速度が550Mbps程度まで上がっているのを確認。
上りは220Mbps程度。
考察
インターリンクの帯域制御は、
1.帯域制御の実施概要
お客さまのデータ通信における回線経路で、混雑状態が発生した場合のみ一時的に、通信量が特に多いお客さまの通信速度を、他のお客さまと同レベルまで自動的に制御し、多くのお客さまが快適にご利用いただけるよう当該回線経路における通信品質を改善いたします。
なお、制御につきましては混雑が緩和され次第解除いたします。
https://www.interlink.or.jp/support/news/info/20191003.html
なので、
- 直近24時間で
- 上り転送量が多いユーザーに対して
- 当日21時~24時までの間
- 契約ユーザーのDS-Lite接続とPPPoE接続の両方を帯域制御
しているっぽい挙動をしている。
でもこれ上りは規制されてないからアップロードし放題じゃんね。
面倒な帯域制御を避けたいならJPNE系じゃないとダメかもしれん。